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セットアップ

チュートリアルのセットアップ

チュートリアル用のプロジェクトは、Eclipse、Tomcat、Tomcat Launcherを使う様に設定されています。 SAStrutsそのものは、特定のIDEやアプリケーションサーバに依存しませんが、 チュートリアルを試すためには、Eclipse、Tomcat、Tomcat Launcherをお使いください。

1.チュートリアル本体

ダウンロードのページからsa-struts-tutorial-xxx.zipを ダウンロードして解凍します。

解凍した中にsa-struts-tutorialというディレクトリがあるので、 そのディレクトリをEclipseのプロジェクトとしてインポートします。

2.Tomcatと関連Plugin

Tomcatをこのリンクから指示に従ってインストールします。 バージョンは5.5以上を選んでください。 既にインストール済みの場合はその必要はありません。

Tomcat LauncherはEclipseTotaleが開発しているPluginですが、 SeasarプロジェクトのEclipse3.2の更新サイトからインストールすることが出来ます。 Eclipseのメニューから[Help]-> [Software Updates] -> [Find and Install…]を選択し、 Install/Updateのダイアログを表示させます。

[Search for new features to install]のラジオボタンをチェックして[Next]ボタンをクリックします。 [New Remote site]ボタンをクリックして[Name]を[Seasar Plugin3.2]、 [URL]に[http://eclipse.seasar.org/updates/3.2/]を入力して[OK]をクリックします。

[Finish]ボタンをクリックするとインストールする候補として、 Tomcat Launcherが出てくるので、これらをチェックしてインストールしましょう。 既にインストール済みの場合はその必要はありません。

3.SAStrutsでの開発を便利にするPlugin

SAStrutsPluginは、SAStrutsを使った開発を支援するためのPluginです。 Javaファイルと対応するJSPの間の行き来ができます。詳しい使い方は、 SAStrutsPluginのページで説明しています。

SAStrutsPluginには、WTP2.0が必要になります。 WTP2.0は、Eclipse IDE for Java EE Developersをお使いの方は、デフォルトでインストールされています。 それ以外のディストリビューションをお使いの方は、 Eclipseのサイトを確認して必要なパッケージをあらかじめインストールしておいてください。

また、ResourceSynchronizerは、ブラウザからEclipseを操作するためのPluginです。 例外が発生したときに、ブラウザ上にスタックトレースを表示し、 そのスタックトレースの該当するソースコードを表示するために使います。

SAStrutsPluginとResourceSynchronizerは、 SeasarプロジェクトのEclipse3.3の更新サイトからインストールすることが出来ます。

Eclipseのメニューから[Help]-> [Software Updates] -> [Find and Install…]を選択し、 Install/Updateのダイアログを表示させます。

[Search for new features to install]のラジオボタンをチェックして[Next]ボタンをクリックします。 [New Remote site]ボタンをクリックして[Name]を[Seasar Plugin3.3]、 [URL]に[http://eclipse.seasar.org/updates/3.3/]を入力して[OK]をクリックします。

[Finish]ボタンをクリックするとインストールする候補として、 ResourceSynchronizerとSAStrutsPluginが出てくるので、これらをチェックしてインストールしましょう。 既にインストール済みの場合はその必要はありません。

4.プロパティエディタPlugin

Propertiesファイルを日本語で簡単に入力するために、プロパティエディタPluginをインストールします。 このPluginは必須ではありませんが、あるととっても便利です。

Eclipseのメニューから[Help] -> [Software Updates] -> [Find and Install…]を選択し、 Install/Updateのダイアログを表示させます。

[Search for new features to install]のラジオボタンをチェックして[Next]ボタンをクリックします。 [New Remote site]ボタンをクリックして[Name]を[PropertiesEditor]、 [URL]に[http://propedit.sourceforge.jp/eclipse/updates/]を入力して[OK]をクリックします。

[Finish]ボタンをクリックするとインストールする候補として、 PropertiesEditorForEclipse3.xが出てくるのでそのままインストールしましょう。 既にインストール済みの場合はその必要はありません。

5.インストール後の設定と動作確認

インストールが終わったら、Tomcat Launcherの設定を行います。 メニューの[Window] -> [Preferences…]-> [Tomcat]を選択してください。 Tomcatバージョンにダウンロードしたバージョンを選択し、Tomcatホームにインストールしたディレクトリを指定します。 コンテキスト宣言モードにコンテキストファイルを選び、[OK]をクリックします。

sa-struts-tutorialのプロジェクトを右クリックして、 [Tomcatプロジェクト] -> [Tomcatのコンテキストを更新]を選びます。 これで、Tomcat Launcherの設定は完了しました。

次はTomcatの設定をします。 conf/server.xmlconf/context.xmlconf/web.xml をリンクの指示に従って修正してください。

早速、Tomcatを起動してみましょう。 メニューから[Tomcat] ->[Tomcat起動]を選択して、Tomcatを起動します。 エラーなしに無事に起動したのを確認して、ブラウザで
http://localhost:8080/sa-struts-tutorialにアクセスしてください。 無事にインデックスが表示されれば、セットアップはうまくいっています。

チュートリアルに進んでください。

ブランクのセットアップ

プロジェクトの雛形は、DoltengというEclipseのプラグインを使って作成します。 Doltengのインストールはこちらを参照してください。

Doltengでプロジェクトを作成すると、デフォルトのデータベースとして、H2がインストールされます。 H2でとりあえず試してみたい場合はDbLauncherをTomcat Launcherと同じように、 次の更新サイト(Seasar Plugin3.2)からインストールしてください。
http://eclipse.seasar.org/updates/3.2/

Doltengの設定を確認します。 「Window」-「Preferences」でDoltengの設定ダイアログを開いてください。 Maven2を使わない場合は、Download resources from onlineのチェックボックスをオフにします。 Maven2を使う場合は、Maven Repository Pathを設定してください。

プロジェクトの作成は、こちらを参照してください。 Persistenceには「S2JDBC」、Presentationには「SAStruts」を選択します。

プリミティブなセットアップ

チュートリアルやブランクに頼らずにセットアップする場合は、 必要なファイルの取得元として、 ダウンロードのページからsa-struts-tutorial-xxx.zipを ダウンロードして解凍します。

sa-struts-tutorial/src/main/resourcesにあるファイルをクラスパスに通します。

sa-struts-tutorial/webapp/WEB-INFにあるファイルをWEB-INFにコピーします。

sa-struts-tutorial/webapp/WEB-INF/libにあるファイルをWEB-INF/libにコピーします。

プロジェクトにあわせて、ルートパッケージを指定します。 ルートパッケージの詳細は、プロジェクト構成を参照してください。

データアクセスの設定は、こちらを参照してください。

トランザクションの設定は、こちらを参照してください。

Maven 2 によるセットアップ

Maven 2 を利用している場合は archetype:generate ゴールを実行することで、SAStruts のプロジェクトを生成することができます。 Maven Archetype ページを参照してください。